■ 事業の背景
欧米では、「ビジネスと人権に関する指導原則」にて人権侵害リスクを特定・防止する手段としてデュー・ディリジェンス(以下「DD」という。)プロセスの実施を求めるようになって以降、近年、DDの法規制化の動きが進んでおり、EUによる企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令(以下「CSDDD」という。)のように、DDの義務化の域外適用の動きも見られるなど、日本企業にとっても対応が迫られる課題となっています。また、その対象は、人権にとどまらず環境課題にも広がっています。一方、開示の文脈でも国際サステナビリティ基準審議会(以下「ISSB」という。)等のサステナビリティ開示基準に対応していく上で、バリューチェーン全体での環境のリスクを把握することが必要であり、その前提として、企業が環境DDに取り組むことが重要です。
そこで、環境省では本事業において、バリューチェーンにおける環境への負の影響・リスクを対象とする環境DDに取り組むモデル的な事例創出を目指します。
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