| 国際海事機関(IMO)は、毎年、海事分野でのジェンダー平等の取組推進に貢献した人物・団体に「ジェンダー平等賞」を授与しています。2026年の受賞者として、日本がノミネートした世界海事大学(WMU)の北田桃子教授が選出され、英国ロンドンのIMO本部で授賞式が行われました。 |
1.IMOジェンダー平等賞の概要
IMOジェンダー平等賞は、海事分野におけるジェンダー平等の取組推進(女性の活躍推進)に貢献した人物・団体を称えるため、2024年に創設されました。毎年、各国からのノミネートを踏まえ、IMO事務局長を議長とする審査団が選出します。
2026年は、27候補中、ジェンダー平等賞(1名)、表彰状(7名)が選出されました。このうち、日本がノミネートした世界海事大学(WMU)の北田桃子教授が最高位である「ジェンダー平等賞」を受賞しました。授賞式は、5月18日に英国ロンドンのIMO本部で開催されました(受賞の様子は別紙参照)。
2.北田桃子教授の功績
北田桃子教授(三級海技士、社会科学博士(英カーディフ大))は、2011年よりスウェーデン・マルメにある世界海事大学(WMU)に勤め、WMU教務部長、海事教育訓練学科長、ジェンダー平等・多様性委員会座長として、海事分野のジェンダー平等・女性活躍推進に向けた研究・教育活動に従事しています。
15年にわたり延べ115か国・1700名以上の学生(うち約600人が女性)を指導し、世界各国の海事分野における女性リーダーの育成に貢献してきました。今回の受賞は、このような国際的な海事人材教育でのジェンダー平等の取組が高く評価されたことによるものです。
さらに、授賞式に合わせ、IMOとWMUが、北田教授が執筆したジェンダー平等性推進に向けたハンドブックを刊行しました。ハンドブックは、以下のWMUホームページで公表されています。
https://commons.wmu.se/lib_reports/98/
コメント